2002年4月13日(土)「まぐろツーリング」レポート
作成者: ワカツキ
参加者: TS-MANさん(幹事)海野さん、Kinさん、ツチヤさん、つはこさん、テツさん、てるさん、nanmaさん、のもさん、増田さん、もやいおやじさん、ワカツキ

今回のツーリングは「三崎まぐろツアー」です! 私が、前回三崎に行ったときにはお盆休みまっただ中で、漁港関係はすべてお休みでした。この経験から、個人的なリベンジの意味も含めて(笑)、結構楽しみにしていました。
前日、神奈川の天気予報は「晴れ、午後所により雷を伴う雨」ツーリング中に降られるのもちょっと嫌だなと思いながらも、合羽は持たずに行くことにしました(ていうか、合羽自体持ってないのですが:笑) 。
集合時間は朝9時。場所は、横浜新道下り線、戸塚PAでした。これにあわせ、埼玉の自宅は7時に出発。この日は「春の全国交通安全運動」(だったと思う)期間中でした。
新大宮バイパスを過ぎ、笹目通りあたりまでは快調に走っていましたが、環八に入ると(都内に入ると、って事かな?)それこそ交差点ごとにオマワリサン大増殖でした(爆:ホントです)。
まるで「本庁警官総動員してんじゃないの?」って感じでした。でも、安全運転がモットーの自分は、もちろん何事も無く通過。第三京浜に乗って、9時ちょっと前に集合場所の戸塚PA到着。今回は遅刻しなかったですよ(爆)

予定時刻の9時半頃に、ツーリング一行は戸塚PA出発。そのまま国道1号線に入り、まずはここで給油。その後、一般道(何線だったかは不明)を藤沢方面に向けて集団走行。
藤沢から鎌倉市街に入ったあたりで、国道134号線に乗り、第二の合流ポイントの材木座海岸駐車場へ。ここで、タンデムで走行中のX4、ひらのさんと、そのお連れ様に遭遇。
なんと目的地まで一緒との事。こういうこともあるんですね。せっかくだからと合流し、当初の予定通り材木座駐車場から増田さんも加わって、三浦半島方面へ渚橋交差点を右折しました。
ところで、今回はクラブのツーリングとしては珍しく?(爆)超安全ペース。雨の予報はどこへやら、ぽかぽか陽気を通り超え、夏日となったこの日はまさに絶好の海辺ツーリング日和でした。たまーに渋滞箇所もありましたが、湘南としては順調な方でしょう。その為なのかすり抜けなし、速度もまあお咎めなし程度。一行は、2列縦隊を崩さないで湘南を走りました。総勢12台の改造大型バイクの一団(笑)たまにはこういうほのぼの? ツーリングもいいかなと思う一日でした。

さて、国道134号で三浦半島に入り、葉山町、横須賀市を抜けて三浦市に入っても、思ったほどの渋滞は無く、午前中には目的地である三崎漁港に到着。ÿなんかぜんぜん海沿いの景色が違うぞ。以前来たときには無かった駐車場や、漁協の直売所なんかが建っていて、記憶とはいささか違う風景が広がっていました。そういえば、以前来たときにはちょっと戻った北西にある岩場に工事車両が入っていたし、大幅に改修工事を行ったようです。でも、漁港の中まで改装してしまうとは思わなかった。全体的に観光地化しているみたいでしたね。

ここで、三崎漁港のデータを少し。
三崎漁港は三浦半島の最南端、城ヶ島をはさんだ場所にあります。全国的にも有名な漁港として、昭和26年より特定第三種漁港に指定されています。特定第三種漁港というのは、「その利用範囲が全国的な」第三種漁港の中でも、「水産業の振興上特に重要な漁港と政令で定めるものをいう」(三浦市ホームページより)漁港の事で、八戸や銚子、下関、博多など全国で13しか指定されていないそうです。

「漁協の建物」として紹介した産直施設、通称「うらり」では、一般の観光客向けに魚介類などを販売しており、専用の駐車場(有料)もあります。また、周辺の13店の料理店などが「みさきまぐろ倶楽部」として販売協力をしており、「とろまん」や「三崎浪漫(地ビール)」などを協力各店で販売しています。
東京方面から直接向かう場合は、横浜横須賀道路衣笠インターチェンジ、三浦縦貫道を経て国道134号線を三崎方面へ。「引橋交差点」を更に三崎方面へ向かい、港につきあたる交差点「三崎公園」を右折。魚市場の近くでは朝市なども開催しているようですが、日曜日の朝5時からということですので、前日から出発しないとちょっと行くのは難しいかもしれません。

さて、無事に目的地に到着し、その後の予定も特に決めていなかったので、ずらり並んだバイクを前にしばし歓談。
と、そこにアメリカンタイプのバイクと一緒に、一台のX4が。見ると、春日部ナンバー!なんと私のご近所さん? でした。こんな所で地元でもめったに見かけないX4の、それも地元ナンバーに出会うとは。そのとき近くにはいなかったのですが、「おおー!」と言う声が聞こえました。自分のイベント初参加の時を思い出し、思わずニヤケテたりして。(笑)

そうこうしているうちに、お昼近くになってきました。今回のイベントの目的、まぐろを食さなければ。と、そこでのもさんから連絡が。え? 今から向かう? と言うことで、のもさんの到着を待ちつつ、ご飯を食べようということとなり(ある意味ヒドイ?:笑)Nanmaさんの推薦で、「ちりとてちん」というお店へ。
ここは、前出の「みさきまぐろ倶楽部」協力店となっていて、地ビールやとろまんなども
販売していました。
また、まぐろ三色丼(漬け丼、照り焼き丼、ネギトロ丼)のセット、「ちりとてちん丼」は
ボリュームもあり私的にはオススメです。
その他にも一品料理では、まぐろの「わた」(胃袋を煮て輪切りにした料理)や、まぐろの白子の揚げ出しなど、めったに食せない珍しい料理もありました。

おなかが一杯になった所で、漁港内の「うらり」に戻って、中を見学。いわゆる「直売所」である「うらり」は、それでも珍しいものがたくさん売っていました。
まぐろ関係では、頭(兜焼きって家でできるのかな?:笑)、かまトロ、しっぽ、内臓なども売っていましたし、他の種類の魚介類も結構並んでいました。値段に関しては、素人なので高いのか安いのかは分かりませんでしたが、それでも結構買っていく人はいました。(まあ、そのために来てるんでしょうけど。:笑)
あと、ここでもとろまんは売ってました。あまりにとろまんだらけなので、それじゃ試しに食べてみようと、ミニサイズをひとつ。味のほうはというと、肉まんよりも幾分さっぱりしていて、思っていた臭みはありませんでした。でも、ミニサイズということもあり、二口ほどで終了(笑)もしとろまんを買う機会があるなら、ぜひ大きいほうをお勧めします。

そうこうしているうちに、のもさん到着!さすがに早いです。
「警察が多くて、速く走れなかった」といっても、あの時間なら十分速いと思います。(笑)
少し休んで、帰りのコースを選択。来た道は通らず、三浦半島を一周するような形で三浦海岸方面に出て、そのまま野比から久里浜港へ行き、千葉、茨城組はここでフェリーへ。それ以外の神奈川、埼玉方面組は少し走って各自解散ということになりました。
ここからはnanmaさんを先頭に、ひらのさんたちの代わりにのもさんが加わって、12台のX4は帰路に着きました。
城ヶ島大橋の横から、剱崎方面にかけて、新しい道路が出来ていました。このあたりはとても景色がよく、また風車やスイカ畑などもあってのどかな風景が広がっており、天気のいい日はドライブ、ツーリングコースとしてオススメです。
急な下りの大きい左カーブを越えて、三浦海岸の海岸線を走るあたりで少々渋滞に巻き込まれましたが、海を走るウインドサーフィンの帆を眺めながらやり過ごします。
野比の交差点から久里浜港方面に入り、東京湾フェリー乗り場へ。
ここで、フェリーが出向間近だったということで、多少慌しく千葉、茨城方面組とお別れ。残った高速(下道)組は、これまた各々帰る方面が違うこともあり、久里浜駅前のあたりで流れ解散しました。
自分はその後、そのまま134号線から16号線をひた走り、横須賀、横浜を抜けて都内へ入り、環八を通るコースで帰宅の予定でしたが、環八が大渋滞!お巡りさんの数もまったく減っていないし、道がよく分からないまま横道へ。どうやら、人見街道から吉祥寺方面に入ってしまったようでした。給油がてら道を確認し、水泳の練習に出るため(大馬鹿野郎:笑)新座市を抜けて川越方面へ。9時頃、無事に川越市内到着。練習後、16号から春日部へ。自宅に到着したのは日付が変わる少し前でした。

プールで聞いた話ですが、埼玉北部ではこの日一時的に雨が降っていたようです。今回のツーリングでは、雨雲を避けて走っていたのかと思うぐらい一日中いい天気で、前日の天気予報もいい方向で外れてくれたみたいでした。
走行距離にして約340km、走行時間約11時間ちょっと。走りっぱなしの一日でしたが、いい天気にも恵まれ、おいしいまぐろも食べて、とても楽しいツーリングでした。第二回、ぜひ企画して皆さんで参加し、今度こそ兜焼きを食べましょう!(笑)

関連ホームページ
「みさきまぐろ倶楽部」http://www.misaki-maguroclub.co.jp/
「三浦市ホームページ」http://www.city.miura.kanagawa.jp/
「東京湾フェリー」http://www.tokyowanferry.com/
「三崎の朝市(朝市情報)」http://www.cooweb.com/asahi/ASAICHI/asaichi.html
「JH横浜ホームページ」http://www.jh-yokohama.com/
「ハロースクウェア(SA、PA情報)」http://www.hello-square.or.jp/index.html


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